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・古代の文様や現代風にアレンジされたさまざまなとんぼ玉

元々蜻蛉の複眼を連想させる色模様の丸いガラス玉を指す名称で、色々なガラスを組み合わせ、模様等が入り、ひもを通す穴があいています。現在では、あらゆる形・色・サイズのガラスビーズの総称として使われ、紀元前2500年頃メソポタミアでの製作が確認されています。以来今日まで、約4500年間世界の人々によって身に付けられ、大切にされました。蜻蛉玉は、通常の古代玉と比べて風化の度合いが低いため、美術品として鑑賞するだけでなく、アンティックアクセサリーとして身に着けて楽しむ事が出来ます。単に美しいのみならず歴史と文化に育まれ、希少性と相まって大変貴重なものです。
日本ではシルクロードを渡り、古墳の時代に盛んに制作されました。江戸時代に入ると、ヨーロッパ各地より多くのガラス技術や製品が日本国内に輸入されガラスは庶民の間にも身近な製品となり、蜻蛉玉も帯止め、かんざし、根付、緒締めに加工され、多くの人に好まれ楽しまれるようになりました。昔から好んで描いてきた桜や渦巻の模様を、色の違うガラスで地玉とともに溶かしこみ埋め込む、とても長い時間がかかる作業を繰り返しながら、ガラスの中にちりばめていきます。現代でも多数のとんぼ玉作家の手により、古代の文様や現代風にアレンジしたさまざまな蜻蛉玉が制作され、その美しさと不思議な魅力で観賞用・装身具などとして、人々の心を魅了し続けています。
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